考えても考えなくてもいいのに、考えてしまう

空前の風さん嵐が来ているようです。
こんなときにクソ忙しくて、全然波に乗れていない。
話によると、すごい破壊力らしい。
怖くて自分の頭が日々バナナマン日村化しているSSです。

で、やっと自分もあと2日間でその波を取り戻せそうな気もしているのですが、
まずは、その前にこのいきなり1週間弱更新を怠っていた間に
起きたこと、いろいろとメモしておきたい(自分のために)と思ったので、
風さんに手を付ける前に書き留めておこうかと。

何より、今の忙しさ、って別段仕事のことだけではないのです。
なんやら頭が忙しい。
きっかけは1冊の本。
先月、一級の発表前の暗い記事で(笑)、巨匠磯崎氏の言葉から
建築を考えたのですが、
この時のインタビューが掲載された1冊の本がやっと手に入り、
早速熟読したのでした。
この磯崎氏は建築家の巨匠ですが、何より文章、特に批評的な側面から
書かれる事に重点を置かれている人です。
そして、もう77歳になっても、反骨精神を最大限の知性を持って社会に掲げている人でもあります。
ビバ・ロック!

この方は、ブッシュ主導のネオリベラリズム(新自由主義)が横行してる
中東や中国でも巨大プロジェクトをガンガン建てている人なのですが、
そういった中で繰り返し発言していたのは、何にも置いて「文化の重要性」でした。
建物もそうですが、映画、アート、公共空間、挙句には国家までが
資本主義の投資対象、つまりは貨幣価値としてどれくらいのものになるのか、
ということでしか換算されず、結果顔の見えないマスの人間に向けた、
至極分かりやすいものばかり−果たしてそれが本当に未来に繋がる文化となるかはさておいて−
に溢れた世の中になっていくことへの危険性を言及されていました。
確かに、エンターテインメントの分野でも、もちろん小さな規模であっても
良いものは存在するのですが、いかんせんこのお金に換算される価値で図られると、
むしろ消費者を舐めてんのか、と言ってやりたくなるほどの
わかりやすさ=つまらなさ
しか持っていないものが多すぎるように感じるのです。
これ単なる私の実感でしかないけれど、2000年代に入って余計に顕著になったと思う。
空っぽといわれた90年代の方がよっぽどカラーもあったし、刺激的だったように感じるくらいです。
こうやって経済が破綻し、恐慌となって、この勢いは一度止まるかもしれないけれど、
この先どうなるやら、不安はいっぱい。
そんな中で、どうにか良いものを作り続けていける環境は残るのか、
自分もその一端を(ほんとに端くれですが)担うことはできるのか、
そんなことを考えるのでした。。
自分がつくる側の人間でなくとも、せめても良いものづくりを応援し、
支えていける姿勢は持ち続けたい、と感じています。
もういろいろと大いに刺激を受ける本でした。

で、頭がグルグルし始めたときに本屋で手に取ったのが
今出ているブルータス。
大学の様々なクリエーターがもつ授業のルポで、
かなり面白い特集。
私は早稲田の宮沢章夫さんという劇作家の方の授業が
かなり面白くって、内容はサブカルチャー論だったのですが、
上記の磯崎さんの本の内容とも遠く通じるところがあり、
これにもかなり刺激を受けました。
この特集自体、かなり面白いですから是非。

で、最終日に駆け込んだのが、東京都現代美術館の
ブラジルの現代アートをフューチャーした展覧会。
れいちぇるさんの大好きな宮様がポスターになっていた展覧会です。
私は仲間と去年、ブラジルの展覧会をひとつ企画してたんです。
もちろん、展示企画のキャリアもないから助成もことごとく落っこちて
実現は無理だったわけですが、このときに扱いたかったアーティスト3組くらいが
出品してまして、それも楽しみで観にいきました。

もう終わっちゃった展示なので、あれですが、
もうめちゃくちゃ楽しかった・笑
ブラジルというお国柄、もちろんそれぞれの作品には国がおかれた政治的意味合いや
人種の問題、貧困の問題、様々な社会が抱える事柄が反映されているわけですが、
何より、全体の展示がとにかくゆるくて、明るくて、極彩色で楽しい。
体験して「あー楽しい!」っていうものや、一目見て「あー、なんてきれいなんだろう」って
思うもの、それぞれがすごく素直で、良い展覧会でした。
印象に残ったものはたくさんあったけれど、中でもプッと笑っちゃって、
なんとも好きだったのがこれ。
マレッペというかわいい名前のアーティストによる
タイトルも(一部抜粋です)「甘い空」だって・笑
雲に見立てて、綿あめ食べてるオッサン・
こういうのみると無条件に笑顔になってしまいますね。
349.jpg
他にも建築と関わるものも多くて、これまた刺激を受けました。
とあるアーティストは、街角にコンセントつけて勝手に電力が得られるようにしたところ、
それに気づいた露天商がそこでレコード売り始めたというプロジェクト・笑
そういう大らかさが、人間が生き生きしているポジティブなエネルギーを
発していて、抱える問題は多かれど、それをポジティブかつ生産的に
取り組んでいく姿勢が見られて、いいなぁ、と思いました。

どうやら、SSには定期的にこういう文化中毒が起きるようで。
ここ1週間は睡眠時間削ってまで、リサーチや本の熟読に走ってしまうのでした。。。
仕事もごたついているのですが、こうやって好きなものに没入して
なんとかバランスを保っているのかもしれません。

あー、やっぱり長いや。
すいません。殆ど自分メモです。
 
おはようございます
いやあ、ご多忙中、メンタル的には
素晴らしい時間ももたれたようでなによりです
薄っぺらな文化、なるほどですね
えらそうなことは一切言えないんですが
疲弊した時代であるからこそ
ニューカマーをサポートするひと、
誰か出てこいと思うんですが、
報道によると、あの天下のトヨタが
自分ちの新車を2200人もの社員に
自主的に笑買わせるそうですよ
文化になんて目が行くはずもないですね
誰が文化を養護し勇気づけ、発展させてゆくのかなあ
絶望したくはないですね!
私も今年はアートに目を向けたいです
ご紹介、ありがとうございます£££
樹さんへ 
やっと、無音で風さんロング予告編を見れた〜〜。
徐々に回復しつつあります・笑
土曜日が本当に楽しみですね!!
とりあえず、今日の目標はちゃんと音付きで家で予告編を見ること・笑
ホリプロへの道は遠いです・

そうですね、非常に忙しくて遠ざかっていたんだけれど、
気持ち的には大分充実してました。

世知辛い世の中になるほどに、
人は不確かなものには目もくれなくなりますよね。
何より文化の範疇に入るものが
まずその打撃を受けるのだろうと思います。
先進的で良いものは往々にして、
発表時は不確かなものとされ、
多くの賛同者を得てすいすい泳ぐなんてことはできないものですが、
昔に比べても、規制やら抑圧やらが
より管理強化された形で存在して、
これからの人たちにはやりづらい世の中になっていると思います。
で、結局多くの人がお金っていう確かなものだけを信じていく。
だから銭ゲバってほんと今だからこそやるべきドラマなんだろうな。

 
SSさんこんばんは〜
私も動画取り残されてて、今日やっとみたよ〜
怒涛に観て、いちいちぶっ殺されて大変でした。ゾンビゾンビ。
で、宮沢さんポスターになってた展覧会いけなくてさー・・・もう非常に残念でした。
でもSSさんがこうして感想かいてくれたからちょこっと中身が知れてよかったですう。
サイン会とかもやってたんだよ〜この関連で。
サイン会なんか滅多にないから「どーーーしよーーー」とか一人ざわついてたけど、
時間の関係で全然無理でしたけどね・ぶーぶー

なんかさ、地方とかの美術館にもたまに新進気鋭な芸術家の作品があったり、
けっこう足を運ぶと面白いものに出会えるよね、世の中って(笑)
私ももうちょっと本読んだり、展覧会に出向いたりしよう。そうしよう。
しかし土曜の9時はTVの前にいよう!!
れいちぇるさんへ 
れいちぇるさん、こんにちは〜〜。
そして、ミヤさんのお誕生日おめでとーーーー!!
ラジオ楽しみですね。
またお話聞かせてくださいね!

ミヤさんのポスターはさ、
パランゴレという参加型の作品を身につけているところなんだよね!!
これは私も会場でやりましたよー。
カラフルな大きい布を身体にまとって、
音楽聴きながら踊るの。
そうやって、色を身につけて人が踊った姿が
パフォーマンス作品として成立するんだって〜〜。
いやぁ、様になってますよね、ミヤさん。

演奏もしたようですね。
すごいな。

それにしても、宮沢さんは本当にブラジルに心酔してるんですね。
で、こんなに交流のために活動しててすごいと思う。

実際に出かけてみると、意外と出会いがあるものですよね。
冬で寒いし、つい家にこもりがちなんだけど、外に出ないとなー。
って思いました。

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